Journey of Nobel Prize for Medicine

ノーベル生理医学賞のすべてを少しずつ追う旅

主要死因の変遷 _ 2000年以後 (不慮の事故)

[project A では、疾患についての説明を軸として展開します。生命科学の知識を応用して記述できるようになることを目的に、その概要を記します。そのため、臨床的な医学アドバイスを行うものではありません。

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2000年以後においても、様々な外因により死者が出るだろう。

震災や戦争が発生すると、物理的な原因によっても死者がでるものの、感染症が蔓延することがある。第二次世界大戦後には、結核の流行が予想されたので、日本へBCGが届けられた歴史がある。東日本大震災の後には、肺炎球菌ワクチンが提供された。岩手、宮城、福岡三県の70歳以上の高齢者へ無料接種(1)。このように、災害が起こったあとには感染症への対策を迅速に行うことが最大の予防につながるのである。

不慮の事故の中には、精神疾患が誘因となるものも多い。てんかん睡眠障害うつ病の状態において運転をすることで事故を起こす確率はあがる。依存症にしても、アルコール中毒患者が運転を強行することもあるし、薬物濫用で死亡した場合には一般的に事故死として分類される(3)。

細かい各論として、不慮の事故と医学的な疾患との結びつきがあるだろう。

重要なことは、不慮の事故は日本の死因の6位であるということである。この中には、日頃から注意をしていれば防げたものが数多くあるであろう。また、犯罪に巻き込まれて死亡するケースも多いのである。生活態度に基づく注意不足は医学や医療でカバーしきれない範囲もあるので、2000年以後の社会においてより事故が減らせる世の中を作ることが大切である。

以下はアメリカと日本の死因を比べたものである。2014年現在において、日本の脳血管疾患と肺炎の順位は逆転している。日本では一年に4万人が事故死しているのである。

(4)

Ref.

1, http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtnews/2014/M47360261/

2, http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtnews/2013/M46410191/

3, http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtnews/2013/M46410031/

4,http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1303/1303005.html